
あなたは、「金持ち父さん貧乏父さん」という本を読んだことがありますか?「金持ち父さん貧乏父さん」は、ロバート・キヨサキ氏が書いたビジネス書籍の世界的ベストセラーです。機会があれば、読まれることをおすすめします。
金持ちと貧乏人の違い
ロバート・キヨサキ氏は、「金持ち父さん貧乏父さん」の中で、「貧乏人」と「金持ちの」違いを以下のように定義しています。
●貧乏人の定義
「貧乏人」は、「お金」の為に働く
●金持ちの定義
「金持ち」は、「自分」の為にお金を働かせる
労働思考と投資思考
おカネを稼ぐ考え方には、「労働思考」と「投資思考」の2つがあります。
●労働思考
労働思考(ろうどうしこう)とは、「お金を稼ぐためには、汗水流して働かなければならない」という考え方です。貧乏人の人たちのお金を稼ぐ考え方は、労働思考です。
●投資思考
投資思考(とうししこう)とは、「お金を稼ぐ為には、お金を使わなければならない」という考え方です。お金持ちの人たちのお金を稼ぐ考え方は、投資思考です。
お金持ちなるためには、お金を稼ぐ考え方を労働思考から投資思考に変える必要があります。労働思考から投資思考に変える為には、「お金の3つの使い方」を知る必要があります。
お金の3つの使い方「消費」「浪費」「投資」
お金の使い方には、「消費」、「浪費」、「投資」の3つがあります。
●消費とは?
消費(しょうひ)とは、金額=価値 であるお金の使い方をいいます。消費には、以下のようなものがあります。
家賃、光熱費、食費、衣類、日用品、携帯電話料金
などです。
●浪費とは?
浪費(ろうひ)とは、金額 > 価値 であるお金の使い方をいいます。浪費には、以下のようなものがあります。
計画性のない買い物、ブランド品、キャバクラの飲み代、愚痴を言うだけの飲み会、自己満足の趣味
などです。
●投資とは?
投資(とうし)とは、金額 < 価値 であるお金の使い方をいいます。投資には以下のようなものがあります。
セミナーへの参加、教材の購入、書籍の購入、人脈を広げるための飲み会
などです。
「あれ、株式投資やFXは、投資じゃないの?」
と思われたかたもいると思いますが、株式投資やFXは、上がることも、下がることもあります。このように、ギャンブル性のあるものは、投資ではなく投機(とうき)と言います。
労働思考から投資思考へ変える方法
労働思考から投資思考へ変える方法を説明します。浪費を減らし、減らした分を投資に回すことです。「図1 生活費における消費、浪費、投資の配分」を使って説明します。1ヵ月の生活費が150,000円あったとします。その内、100,000円を消費に、残り50,000円を浪費に充てていたとします。浪費を50,000円から30,000円減らし、余った20,000円を投資に回します。
図1 生活費における消費、浪費、投資の配分
このように、浪費を減らし、投資へ回すことで、投資する習慣がつき、お金を稼ぐ考え方が労働思考から投資思考へ変っていきます。これが、お金持ちになるための第1歩です。
まとめ
労働思考と投資思考について説明しました。あなたの1ヵ月にかかる浪費を洗い出してみて下さい。飲み会を1回減らし、書籍でも購入してみてはいかがでしょうか?
よく、「お金は、お金持ちに集まるようになっている」と愚痴をこぼすひとがいますが、そうではありません。正しいお金の使い方を知っている人にお金が集まり、結果的にお金持ちになるのです。
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